8月 252016
 

atrium-phisics

素粒子はなぜ非常識な存在なのか?

アインシュタインが一般相対性理論を完成させるのと並行して、量子力学が確立されていきました。この両者の違いはマクロの空間を対象とするか、ミクロの空間を対象とするかにあります。ドイツの哲学者のカントは、時間と空間は人間の直感形式であると言っていますが、いわばアインシュタインの相対論は時間と空間の形式を時空という(マクロ的な)概念のもとに完成させました。

一方、ミクロ的な概念である素粒子は、時間と空間という形式には収まりきれない性質があります。それは素粒子が虚軸を含んだ複素数的な空間における存在であることに原因があります。ここで問題なのは、私たちは複素数的な空間について明確なイメージを持っていないことです。

OCOTは素粒子は人間の意識構造と同型対応していると伝えています。言い換えれば、素粒子は魂の構造だということです。そして量子力学は素粒子の性質や構造を数式化することに成功しています。つまり、あとは明らかにされた素粒子の性質や構造についてのイメージを持つことができれば、ヌーソロジーの文脈から言えば、素粒子を魂として私たちは認識することになるのです。

 

イマジネーションの能力は何に由来するのか?

いったいどうして、私たちはものをイメージすることができるのでしょうか?何かをイメージするためには、そのイメージのもとになるような記憶が存在しています。私たちが生まれてから、あるいは生まれる以前からの記憶は、ある容器に蓄えられていると考えることは自然な発想ですが、問題はある容器とは何か?その容器はどこにあるのか?といったことにあります。

常識的に考えれば、それは脳内の海馬に蓄えられているということになります。しかしヌーソロジーからすれば、それは投影されたものの見方であって、本質はそうではないと考えます。ヌーソロジーでは、シンプルに記憶は私たちの魂に蓄えられていると考えます。そして、その魂はココにあります。

しかし、このように述べただけでは根拠が示されておらず、あまり意味をなしません。実は、このことに根拠を与えてくれるのが量子力学なのです。

このヌースアトリウムでは、イメージの能力を与えてくれている当のものである、量子についてのイメージを獲得するということをしていきます。逆説的な試みですが、そこに量子は人間の意識構造と同型対応であるということを理解するきっかけがあります。

 

量子力学ヌース派、登場!!(text by Kohsen Handa)

ヌーソロジーでは素粒子の世界を人間の魂の構造と考える。一体何を根拠にしてそんなトンデモないことを言っているのか?その根拠を知るためには、一旦、今までの常識的な空間概念をエポケーしなくてはならない。

素粒子が活動している空間は時空ではない。それは数学的には複素数で表現される複素空間となっている。しかし、誰もこの複素空間に対するイメージを持ってはいない。物理学者たちもあくまでも数学的な方法論として複素空間の概念を利用しているにすぎない。

ヌーソロジーはそこに「奥行き=虚軸、幅=実軸」という実質的なイメージを携えて侵入していく。しかし、たったそれだけのことによって今まで量子力学が呈していた様々なミステリーが一つの展望のもとにすべて解けてくることになる。

実は複素空間とは主客が一致した状態を表現する空間の形式ことなのだ。物質の起源の秘密は主客の一致にあるということだ。

 

ナビゲーターと演題のご紹介、メッセージ

半田広宣

半田広宣演題:ヌーソロジーから見たゲージ対称性・その1
副題:ヒルベルト空間の謎を解く

メッセージ:関東・関西のみなさんお久しぶりです。元気で過ごされてますか?僕の方はこの猛暑の中、珍しく分厚い物理学の本とにらめっこしている最中です(笑)。というのも、今回のヌースアトリウムで、現代物理学の研究をしている二人の専門家、砂子岳彦氏と佐藤博紀氏をお招きする予定だからです。

砂子氏も佐藤氏もヌーソロジーと同じく、量子の世界を意識の構造と見なして研究している仲間で、砂子氏とは2002年に『光の箱舟』、佐藤氏とは去年『物質の究極と意識』という本をそれぞれ出版させていただきました。今回はお二方に現在、研究されている旬の内容の発表をしていただき、僕の方は量子力学の基本をヌーソロジーの視点から少し具体的に話してみようと思ってます。

いずれにしろ、三者三様、量子世界と人間の魂の世界がどのような関係で結ばれているのか、その風景を具体的にスケッチしていくような話になるのではないかと思います。まだまだ日本では数少ない意識物理学の専門家たちによる最先端の話をこの機会に聴かれてみて下さい。時代はもうここまで来てます!

プロフィール:1956年福岡市生まれ。83年より、ニューサイエンスの研究を糸口として、本格的に意識や物質を新しい視座で捉えるアプローチの探究に入る。91年、独自の理論体系である「ヌース理論」のレクチャーを全国各地で展開し始め、各方面より注目される。2008年、「ヌース理論」から「ヌーソロジー」へと名称を変更し、あらゆる分野との融合を図りながら現代における新たな体系的理論として今も尚、進化を続けている。

 

Sato Hakase

佐藤博紀演題:プラトン立体と人間の意識

メッセージ:みなさんこんにちは。意識物理学研究所のSato Hakaseです。当研究所ではヌースアカデメイアの半田さんと全面的に協力し、人間の意識と物質世界の構造の統一的理解を目指して研究しています。そのとき、プラトン立体と素粒子は避けて通れないと考えています。

そこで今回は、プラトン立体についての基礎知識を押さえた上で、特に正四面体と電磁気学や力学などの物理法則との関連について議論したいと思います。また、自己他者問題と正六面体との関連についても言及します。どうぞ楽しみにしていてください。

プロフィール:広島県生まれ。加速器を用いた素粒子の実験的研究に従事。京都大学大学院理学研究科修了。博士(理学)。現在は意識物理学研究所を主宰。物質世界と意識の関連について研究している。著書に、「数とカタチ」(文芸社)「物質世界とイデア」(デザインエッグ社)等。

 

砂子岳彦

演題:電磁場と観察
副題:見るものと見られるものによる宇宙

メッセージ:電磁場を支える構造が見るものと見られるものによって形成されている。このことは、観察が電磁場として反映していることを示唆するものである。実際、電磁波の観測、つまり意識の関与において量子的なふるまいが見られる。

ハイデガーが「現象は光のうちで視られる」と述べているように、光つまり電磁場は観察を可能にするという意味では、電磁場と観察が回互性がうかがわれる。見るものと見られるものの回互性はこの宇宙の基本構造を与えている。

プロフィール:1958年浜松生まれ。京都大学大学院工学研究科数理工学専攻修了。常葉大学経営情報学部教授。研究テーマは「力学系の対称性」。様々な分野に幾何学の応用を試みている。

 

開催概要

東京会場

※第3回東京ヌースアトリウム2016の受付は終了いたしました。たくさんのお申し込みをいただき、誠にありがとうございます。

日時
 2016年9月11日(日)、13:00~18:30(開場 12:30)
場所
 渋谷金属労働会館3F会議室
 〒105-0031 東京都渋谷区桜丘町6-2 [ 地図 ]
参加費
5,000円(税込) ※お支払いは当日会場にて行います。
懇親会
ご希望の方は懇親会にもご参加いただけます。別途4,000円(税込)

 

大阪会場

日時
 2016年9月24日(土)、13:30~19:00(開場 13:00)
場所
 カーニープレイス本町ビル館4F会議室4B
 〒541-0053 550-0011 大阪府大阪市西区阿波座1-6-13 [ 地図 ]
参加費
5,000円(税込) ※お支払いは当日会場にて行います。
懇親会
ご希望の方は懇親会にもご参加いただけます。別途4,000円(税込)

 

 
 
※案内チラシを用意しております。当日のタイムスケジュールをご確認いただけます。ご自由に印刷してご利用ください。

アトリウム第3回案内(東京)アトリウム第1回案内(大阪)

  投稿 @5:28 PM

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